しば漬け・京のお漬けもの処 〒601-1241 京都市左京区大原三千院道 TEL:075-744-4893 FAX:075-744-3022

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2013年度 赤紫蘇栽培日記~①土づくりがはじまりました~

2013 年 1 月 29 日

 

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2013年 赤紫蘇栽培日記①

しば漬造りには欠かせない、赤紫蘇。
御存知の方も多いと思いますが、大原のしば漬屋の大半は自社農場にて赤紫蘇を栽培しています。

香り良い大原産赤紫蘇無くして、しば漬はまず作れない。

当店も当然ながら自社で栽培をしています。

 

「紫蘇って夏やん、今何をするの??」

そう思われる方もいらっしゃると思いますが、6月下旬の早取り(梅干しなど)から
しば漬の本格的な漬け込み(7月~8月上旬)に向けての準備は年明け早々より始まります。

京都市の北部、山間に位置する大原。

例年降雪が多い地域ですので、雪の状況を見ながら土がある程度
乾いたタイミングを見計らって紫蘇の苗床の土作りが始まります。

今年の冬は気温的には例年に比べ寒いように感じますが、降雪量は今のところ比較的少なめ。

本年度も良いタイミングで土作りをはじめることができました。

まずはしっかりと土をすき込み、次回は有機肥料をたっぷり入れて。

良い紫蘇たちが出来る環境を少しずつ整えてゆきます。

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早撒き用のハウスの中は通年張ってありますので、乾燥がち。

雪が多く積もった時には雪を入れて水分調整し、土壌の微生物が活性化する環境にしてゆきます。
本年度も良い赤紫蘇、良いしば漬を漬ける事が出来ますように。

 

1月・2月と秋の紅葉時に比べると静かな大原ですが、2月には三千院さんにて下記行事が行なわれます。

・2月行事

2日(土)、3日(日): 三千院節分会 ※ぜんざいの振る舞い有

8日(金)~11日(月): 三千院初午大根焚き(はつうまだいこんだき) ※大根焚きの振る舞い有

→詳しくは三千院HPまで

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御時間ございましたら、是非お越しくださいね!

参道沿いの山茶花(さざんか)を愛でながら、静かな大原を散策するのもなかなかいいですよ^^

 

伝統の味、手造りの京漬物 ~京都大原 志ば久(しばきゅう)~ 久保 統

この投稿は 2013 年 1 月 29 日 火曜日 10:09 AM に ・赤紫蘇作りの事, 季節のお便り カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。

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