しば漬け・京のお漬けもの処 〒601-1241 京都市左京区大原三千院道 TEL:075-744-4893 FAX:075-744-3022

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2019 年 3 月 のアーカイブ

2019 年 3 月 28 日

赤紫蘇の裏作で栽培している菜の花(畑菜の蕾)。
先日の陽気で一気に蕾が膨らみ、収穫時期を迎えました。

厳密に言うと菜の花という植物は無く、一般的に市場に出ているものは1月頃から収穫出来る「寒咲き花菜」というものが多いのですが、
京都の洛北地方(大原や松ヶ崎、上賀茂など)では昔から京野菜の一種「畑菜(はたけな)」の蕾を菜の花として摘んでいます。

品種改良して早摘み出来る花菜に比べると、収穫時期は4月頃を遅くなりますが、
10月の種撒きから雪の積もる時期をぐっと我慢してようやく4月に大きくなる蕾は、越冬のためにしっかりと蓄えた濃い甘みが特徴です。

当店では、菜の花本来の彩りのきれいな浅漬と京都洛北・松ヶ崎地区に伝わる
伝統の発酵糠漬(すいぶん作り手が少なくなりました)をご用意しております。
※糠漬は自然発酵をさせた後、5月頃より樽出しいたします。

旬を迎えた菜の花漬け、春の風味をお楽しみください!

(土筆たちも一斉に出始めた大原の里より)

2019 年 3 月 16 日

4月初旬より手摘みしていた菜の花の蕾も、ようやく本年度分を摘み取り漬け込む事が出来ました。

5月上旬からの赤紫蘇植えのために、菜の花たちを粉砕して今後は「緑肥」として活用しますが、先日より菜の花畑の通り抜けいただけるよう解放しています。

今年は比較的寒くて花が咲くのが遅めですので、今週末あたりがおそらく見頃。一面黄色の世界を楽しんでいただけるかと思います。

ただし期間がどうしても限られます。

5月に入るとしば漬けのための赤紫蘇の植え付けの段取りをいたしますので、おそらく25日頃にはトラクターですき込もうかと考えています。
※緑肥として活用するため、紫蘇植えまでにトラクターで何度もすき込んで粉砕して時間をかけて微生物による分解をさせなければなりません。

残り10日程の短い期間となりますが、お時間ございましたらぜひ散策にお越しください。

2019 年 3 月 8 日

暖かい日が続いていた大原の里ですが、
昨夜の寒波で久しぶりに少し雪が積もりました。

肌寒い夜となりましたが、
畑の畦道沿いには蕗のとうたち。

本格的に大きくなりはじめています。

三寒四温、春はそこまでやってきていますね!

~伝統のしば漬け、手作りの京漬物 志ば久~ 久保 統

2019 年 3 月 3 日

今年は暖冬という事もあり、例年より早く播種作業を行いました。

刈り取りは6月半ば~8月ですが、年始から土作りを初めて3月に種蒔き。

発芽後4月に間引き作業を行い、5月に赤紫蘇苗を植え替えます。

収穫はまだまだ先ですが、今からのひとつずつの作業が大切。

降雨前の良いタイミングで播種が出来たので
きっと良い赤紫蘇に育ってくれると思います!

乞うご期待ください!!

~伝統のしば漬け、手作りの京漬物 志ば久~ 久保 統

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