しば漬け・京のお漬けもの処 〒601-1241 京都市左京区大原三千院道 TEL:075-744-4893 FAX:075-744-3022

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赤紫蘇栽培日記⑧~7月4日(木)より、赤紫蘇販売開始いたします~

2013 年 6 月 24 日

生赤紫蘇(枝付き)をお待ちの皆さま、お待たせいたしました!

発送開始日が確定いたしましたので、下記御連絡いたします。

 

発送開始日時: 7月4日(木)発送分より

ネット注文受付開始:7月3日早朝より開始いたします。
※販売ページの受付開始、販売ページはこちら

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先日からのまとまった雨のおかげでようやく赤紫蘇たちも、ぐぐっと大きく成長しました。

まだ例年に比べると少し小さくはありますが、多くのお問い合わせをいただいておりますので
販売時期を決めた次第です。

販売開始まで少し御時間がありますが御了承の程、宜しく御願いいたします。

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ようやく梅雨らしさが戻ってきたので、販売開始までの10日ほどで一段と成長してくれることと思います。

また当店はあくまでしば漬・京漬物がメイン(笑)、そろそろしば漬の新漬の仕込みをしようかと考えています。

またこちらも7月中旬には樽出しが出来るかと思いますので、今暫くお待ちください。

 

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~紫蘇梅干しに入れる赤紫蘇のタイミングについて~

先日、当店でも小梅に続き紫蘇梅干し用の南高梅を仕込みました。

私自身梅干しを漬けていますので、紫蘇梅干しを作る際の赤紫蘇を
いれるタイミングについて少しこの場で補足させていただきますね!

今後、大原の赤紫蘇を使って、紫蘇梅干しを作る方は御参考にされてください。

梅に塩を加えると梅酢が上がってきます。

梅酒にする場合は青梅が良いですが、梅干しにする場合は黄色く出来るだけ
完熟させてから漬け込む方が柔らかく仕上がり、また梅酢が上がってきやすいという事があります。

当店では、塩と共に少し焼酎を振ります。

梅の実に塩がつきやすくなり、梅酢がより上りやすくなる事。

またカビ防止、殺菌の効果もあります。

重石は原料のだいたい1/2程度の重さ。

塩と焼酎を振り、重石をかける事により一晩から二晩で間違いなく梅酢が
梅の実よりも高く上がります。

さて、梅酢が上がれば一安心^^

水気のない冷暗所で出来れば密閉し(フタ付き容器やポリ袋に入っているとベター)、
赤紫蘇が手に入るまで静かに保管してください。

梅酢がしっかり上がって、保管状態が良いとまず問題ありません。

「6月のうちに早く赤紫蘇を入れなければ」
という方もいらっしゃいますが、7月でも問題はありません。

私も7月中旬に紫蘇を加えようと考えていますのでまたブログにてアップさせて
いただきますね!

もみ紫蘇の作り方は、まず赤紫蘇(枝付き)の葉をもいで、ザルに入れます。
そこに少量の塩を振り、軽く揉み込み5分程放置。

すると紫蘇の葉に塩が馴染んでしんなりしてきますので、再度葉と葉をバラすように
しながら軽めに揉み込んでください。

よく揉み紫蘇の作り方に、揉んでしっかりと絞ってアクを抜くという記載がありますが、
京都大原産、当店の赤紫蘇はアクが少ないという特徴があります。

私自身、毎年漬けていますので、色々と試しましたが、本当に軽めに絞る程度の
方が赤紫色が鮮明で色鮮やかに仕上がります。

あまり強く絞り過ぎないように一度試してみてください。

おっと・・・気が付けば長文にw

また順次、赤紫蘇や梅干しについて記載してゆきますので宜しくお願いいたします。

 

 

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今朝の赤紫蘇畑、近くの田んぼで生まれたアマガエさんでしょうか?

気持ち良さそうに日なたぼっこしていましたよ~^^

伝統の味、手造りの京漬物 ~京都大原 志ば久(しばきゅう)~ 久保 統

この投稿は 2013 年 6 月 24 日 月曜日 1:25 PM に ・赤紫蘇作りの事, 梅干し カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。

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